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最終更新日:2019/12/11  
筑波大学 教育課程編成支援システム

01CF117 ヒューマンファクター演習

1.0 単位, 1・2 年次, 秋AB 木2
伊藤 誠, 齊藤 裕一

授業概要

人と機械とのインタラクションを中心に、ヒューマンファクターの分析ならびにシステムデザインについて事例をもとに分析を行う

備考

授業形態

演習

分野

トータルリスクマネジメント分野

専攻教育目標との関連

本授業は、「1. リスク解析・評価のための基礎理論を習得している.」「2. リスク解析・評価に関連する情報処理技術を習得している.」「3. リスク工学の対象である現実の問題について学習している.」「4. リスク工学の対象を広い視野で捉えることができる.」「5. リスクにかかわる問題について,問題設定から工学的手段による解決までのプロセスを理解し,具体的解決手段を考案・開 発することができる.」「6. 研究チームや研究プロジェクトのなかで,役割分担を果たす ことができ,必要に応じてリーダーシップをとることができる.」に関連している。

授業の狙い

システムの設計・構築・運用において生じるリスク,とくにヒューマンファクターにかかわる諸問題を分析し,リスクに対して適切に対処できる方法論を実践的に身につけることができるようにする.

授業内容

前週に,キーとなる概念・手法を理解し,それに関する文献を読み,それに基づいてその概念・手法を適用してみた事例について発表・ディスカッションを行う.

1)自動車を介した人と環境のインタラクション:自動車運転におけるリスク   
2)人と機械の役割分担:状況認識,静的な機能配分(人の特性,機械の特性,Fitts list),動的な機能配分   
3)人間中心の自動化:航空機における人間中心の自動化   
4)自動車運転における人間中心の自動化:運転支援の考え方,衝突被害軽減ブレーキの設計,システム設計への反映の仕方   
5)人の意向を汲む自動車の設計:ホースメタファー,乗り手と馬の対話,シェアードコントロール   
6)CRM(Crew Resource Management)   
7)スイスチーズモデルなどの事故モデルと組織事故   
8)組織のマネジメントとPDCAサイクル   
9)Safety-Iとsafety-II   
10)総合討論   

受講生の到達レベル

1) 交通移動体,大規模システムなどの高リスク環境において生じうるリスクとそのリスクにヒューマンファクターがどのように関与するかを理解する
2) 自動化におけるヒューマンマシンシステムの諸問題について,適切な用語を用いて説明できるようになるとともに,望ましいシステムデザインの案を構築できるようになる
3) チーム,組織におけるヒューマンファクターの諸問題について,適切な用語を用いて説明できるようになるとともに,チーム,組織のマネジメントの在り方について提言できるようになる

成績評価

中間レポート30%, 期末レポート30%, 発表の積極性30%, 毎回の課題10%.
総合で6割以上を合格とする.

達成度項目との関連

当該専門分野の学生には「専門基礎」に主に関連し,「広い視野」「現実の問題」にも関連する.
他分野の学生に対しては,「専門基礎」の部分は「関連分野基礎」と解釈する.

教科書

プリント,参考文献を配布する.

参考書

居室・オフイスアワー・連絡先

メールで連絡をしてください

伊藤 誠 メールで連絡をしてください
総合研究棟B SB0808 5502 1002214 http://www.risk.tsukuba.ac.jp/~itoh/
齊藤 裕一

受講生に望むこと

人間の特性を理解することに興味を持つことを期待する.ヒューマンファクター特論で取り扱う,人の機能に関する基礎知識を持っておくことが望ましい.

関連情報

関連科目

01CF119 ヒューマンファクター特論

自学自習

各週の授業内容に沿った文献精読と分析を行うこと.