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最終更新日:2020/03/03  
筑波大学 教育課程編成支援システム

01CF119 ヒューマンファクター特論

1.0 単位, 1・2 年次, 夏季休業中 集中
安部 原也

授業概要

リスク・レジリエンスに関するヒューマンファクターの諸問題について基礎的概念・理論を説明するとともに,具体的解決の方法について,自動車等の分野における最新の研究動向を含めながら事例を解説する.

備考

8/30:日本自動車研究所(JARI)、8/31:総B701-1にて授業を行う。
02RE716と同一。
8/30,8/31

授業形態

講義

分野

トータルリスクマネジメント分野

専攻教育目標との関連

本授業は、「1. リスク解析・評価のための基礎理論を習得している.」「2. リスク解析・評価に関連する情報処理技術を習得している.」「3. リスク工学の対象である現実の問題について学習している.」「4. リスク工学の対象を広い視野で捉えることができる.」「5. リスクにかかわる問題について,問題設定から工学的手段による解決までのプロセスを理解し,具体的解決手段を考案・開 発することができる.」「6. 研究チームや研究プロジェクトのなかで,役割分担を果たす ことができ,必要に応じてリーダーシップをとることができる.」に関連している。

授業の狙い

人の視覚および認識機能の基礎特性を理解した上で,自動車の運転を対象にしてリスク問題の発生原因やリスク低減の方策について理解する.

授業内容

1)初日:人の視覚認知特性の基礎を概観した上で,ドライバのどのような視覚認知行動/特性が交通事故に繋がっているのかを,ドライブレコデータ分析研究等の実例をもとに解説し,予防安全対策のあり方を考察する.   
2)2日目:実際のドライバの運転場面を運転シミュレータ上に再現し,運転中のドライバの視覚データを実験的に取得する.その後,学生3-5名程度で1チームを編成し,チーム毎にデータの分析,考察を行う.最終的には,分析考察結果について,学生全体での総合的な討議を行う.また,テストコースにおける自動車の高度運転支援システムを体験した上で,支援システムの効果や課題について討議を行う.   

受講生の到達レベル

・人の視覚および認知機能について説明できること.
・自動車の事故の発生に対して人の視覚および認知機能がどのように関連しているのか説明できること
・自動車運転中のドライバの視認運転行動を測定できる.
・ドライバの視認運転行動データをもとに事故の発生原因や対策方法について説明できる.

成績評価

次の2つの観点により,100点満点で評価する.
(1)授業参加(質問,ディスカッション等)への積極性を評価する(20%)
(2)集中講義終了時に,自動車運転中のリスク問題に関するレポートを課す(80%)

総合で6割以上を合格とする.

達成度項目との関連

当該専門分野の学生には「専門基礎」に主に関連し,「広い視野」「現実の問題」にも関連する.
他分野の学生に対しては,「専門基礎」の部分は「関連分野基礎」と解釈する.

教科書

配布プリントに沿って進める.購入すべき教科書はない.ただし,次の参考書を読むと理解が深まる.

参考書

1. 三浦利章,行動と視覚的注意 風間書房,1996年

居室・オフイスアワー・連絡先

e-mail(安部: agenya@jari.or.jp)で連絡のこと

受講生に望むこと

集中講義の2日目は日本自動車研究所において実習を行う予定ですので,弊所までの移動があることに留意してください.また,2日目の実習では各自でコンピュータを持参して頂くことが望ましい.コンピュータを持参できない場合には担当教官に相談してください.

関連情報

関連科目

01CF117 ヒューマンファクター演習

自学自習

復習は必ず行うこと.その中で人の視覚や認知の特性について改めて整理し直すとともに,自動車運転中に事故に遭遇しないためにはドライバとしてどのような運転の仕方に心掛けるべきかを整理する.