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最終更新日:2019/12/05  
筑波大学 教育課程編成支援システム

01CF308 都市リスクマネジメント論

2.0 単位, 1・2 年次, 春AB 金1,2
糸井川 栄一, 梅本 通孝

授業概要

都市域おける各種自然災害及び人為災害に関するリスクマネジメントについて論じる.まず,ハード・ソフト両面のバルネラビリティの観点から,都市災害の意味と特性,各種災害による直接的な被害と波及的な影響の諸様相等について解説する.その上で,リスクの同定,評価,処理などからなるリスクマネジメントのプロセスを踏まえ,実在の都市における災害リスクを対象として,受講者によるデータ分析・考察,適切な防災・減災対策案の検討とその発表を行う.これらを通じて都市災害のリスクマネジメントのあり方を議論する.

備考

「都市リスク管理特論」との重複履修不可
01CN205と同一。

授業形態

講義

分野

都市リスク

専攻教育目標との関連

「1. リスク解析・評価のための基礎理論を習得している」に主に関連するが,「3. リ スク工学の対象である現実の問題について学習している」および「4. リスク工学の 対象を広い視野で捉えることができる」にも関連している.

授業の狙い

授業の到達目標及びテーマ
1) 都市域における様々な自然災害リスク及び人為災害リスクを理解する.
2) 各種災害発生のメカニズムを理解する
3) 災害リスクマネジメントの基礎を理解する
4) 都市災害リスクに関するデータを用いた分析を通じて, 基本的な都市災害の防災・減災対策を理解する.
都市災害リスクに関する基本的な知識の習得と都市災害のリスクマネジメントのプロセスの理解を基礎に,講義と演習を組み合わせ,都市災害リスクの事例に関する要因分析を通じて,都市災害に対するリスクマネジメントとしての対策案の提言ができる能力を涵養する.

授業内容

都市域おける各種自然災害及び人為災害に関するリスクマネジメントについて論じる.まず,ハード・ソフト両面のバルネラビリティの観点から,都市災害の意味と特性,各種災害による直接的な被害と波及的な影響の諸様相等について解説する.その上で,リスクの同定,評価,処理などからなるリスクマネジメントのプロセスを踏まえ,実在の都市における災害リスクを対象として,受講者によるデータ分析・考察,適切な防災・減災対策案の検討とその発表を行う.これらを通じて都市災害のリスクマネジメントのあり方を議論する.

第1週災害リスクマネジメントの基礎   
第2週都市化と水害,浸水被害対策   
第3週近年の大規模地震被害とその波及   
第4週地震時における市街地火災と消防活動戦略   
第5週災害からの避難と避難計画(津波,市街地火災)   
第6週都市震災の想定と脆弱性分析:地震被害想定と地域危険度評価   
第7週防災都市づくりと防災まちづくり:防災都市づくりの系譜   
第8週災害からの復興:災害復興の事例,事前復興計画   
第9週都市リスクの要因分析と防災・減災対策   
第10週防災・減災対策案の発表   

受講生の到達レベル

1) 都市域における様々な自然災害リスクを理解すること.
2) 都市域における地震リスクの主要な内容について理解すること.
3) 都市域における地震に関するリスク認知について理解すること.
4) 地震リスクに関するデータを用いた分析を通じて,効果的な都市計画的対策を立案することができること

成績評価

小レポート20%、最終レポート(又は期末試験)80%にて評価し,総合で6割以上を合格とする.

達成度項目との関連

当該専門分野の学生には「専門基礎」に主に関連し,「広い視野」「現実の問題」にも関連する.
他分野の学生に対しては,「専門基礎」の部分は「関連分野基礎」と解釈する.

教科書

必要に応じてプリントを配布.

参考書

鈴木勉編(2009):「リスク工学シリーズ2 リスク工学概論」,コロナ社
糸井川栄一編(2013):「リスク工学シリーズ9 都市のリスクとマネジメント」,コロナ社
八木勇治・大澤義明編(2015):「巨大地震による複合災害 発生メカニズム・被害・都市や地域の復興」,筑波大学出版会

居室・オフイスアワー・連絡先

糸井川 栄一 e-mailで事前に予約のこと. 1000885 http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~tj330/Labo/udml/
梅本 通孝 月曜9:00-12:00(電子メール等にてアポ必要)
総合研究棟B802 1002294 http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~tj330/Labo/udml/

受講生に望むこと

特になし

関連情報

講義と実習

関連科目

自学自習

講義資料は事前にmanabaにアップロードするので、事前の予習と事後の復習を行うこと.
講義時に数回の宿題を課すので、次回授業時に小レポートとして提出すること.