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最終更新日:2019/12/05  
筑波大学 教育課程編成支援システム

01CF410 数理環境工学特論

2.0 単位, 1・2 年次, 秋AB 金3,4
羽田野 祐子

授業概要

自然環境中の物質移動について学ぶ. 様々なエネルギーの利用に伴い発生する環境問題について取り扱う. 環境とそこに生じる問題を解決するために, 必要となる物理法則や考え方について述べる. 物理的側面を説明し, 環境中の物質移動モデルについて学ぶ. また地球温暖化, オゾン層破壊,エネルギーと放射線について述べる.福島事故以来、放射線取り扱いの重要性について注目されているため、ガイガーカウンター・サーベイメーターを使った講習会を行う.

備考

「エネルギー安全工学特論」との重複履修不可

授業形態

講義

分野

専攻教育目標との関連

「1.リスク解析・評価のための基礎理論を取得している」に主に関連している.

授業の狙い

環境中の物質移動のモデルに必要な数理的素養を身につける.
また, 放射線の取り扱いに関する知識を身に付け放射線計測機器の取り扱いに慣れる.

授業内容

この授業では環境中の物質移動モデルについて代表的な手法を学ぶ。
またこの授業では特に, 放射性物質を環境中のトレーサーとして扱うため, アイソトープ環境動態研究センター管理部門において全3回の実習を行う.

1)第1回:導入:授業で使う数学のまとめ   
2)第2回:放射線に関する一般的な知識
線種とその透過率・密封/非密封線源・LET
  
3)第3回:放射線に関する一般的な知識(続)
放射線の人体影響・実効線量当量・工業や農業での利用
  
4)第4回:アイソトープ実習 その1
放射線管理区域内部の見学
ガイガーカウンターおよびサーベイメータによるコイン線源の測定実験
  
5)第5回:アイソトープ実習 その2
放射線の強さの距離依存性に関する実験・鉛板による遮蔽実験
  
6)第6回: アイソトープ実習 その3
大学構内の空間線量率の計測実習
  
7)第7回:環境中の物質移動モデリング(1)
ランダムウォークモデルと移流拡散方程式・その応用としてのガウシアンプルームモデル
  
8)第8回: 環境中の物質移動モデリング(2)
ランジュバン方程式と揺動散逸定理・相関関数・中心極限定理
  
9)第9回:環境中の物質移動モデリング(3)
オルンシュタイン-ウーレンベック過程とその応用・伊藤の公式
  
10)第10回: まとめと演習   

受講生の到達レベル

特になし

成績評価

レポートにより評価する.

達成度項目との関連

アイソトープ実習に関しては

教科書

毎回, 授業資料はプリントで配布する.

参考書

居室・オフイスアワー・連絡先

随時
総合B棟710室 1001589 http://www.kz.tsukuba.ac.jp/~hatano

受講生に望むこと

アイソトープセンターへの出入りにおいて, 放射線の健康被害が心配な人は遠慮せず相談してください.

関連情報

関連科目

自学自習