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最終更新日:2020/06/24  
筑波大学 教育課程編成支援システム

01CF119 ヒューマンファクター特論

1.0 単位, 1・2 年次, 夏季休業中 集中
内田 信行, 安部 原也, 伊藤 誠

授業概要

リスク・レジリエンスに関するヒューマンファクターの諸問題について、基礎的概念・理論を説明するとともに、具体的解決の方法について、自動車等の分野における最新の研究動向を含めながら事例を解説する。とくに、視覚などの人の知覚・認知の機能に焦点をあて、基本的なメカニズムと自動車の運転などに与える影響や、そのヒューマンファクターを考慮に入れた安全対策の立案法やその効果評価について、演習を交えて学ぶ。

備考

02RE716, 0AL5306と同一。
8/29,9/5

授業形態

講義及び演習

学位プログラム・コンピテンスとの関係

学位プログラム汎用コンピテンスにおいては「1. 知の活用力」に関連し,学位プログラム専門コンピテンスにおいては「1. 工学基礎力」「2. 基礎理論・関連技術に関する知識」「3. 現実問題に関する知識」「4. 広い視野と俯瞰力」に関連し,研究群コンピテンスにおいて は「1. 研究力」「2. 専門知識」に関連している.

授業の到達目標(学修成果)

人の視覚および認識機能の基礎特性を理解した上で,自動車の運転を対象にしてリスク問題の発生原因やリスク低減の方策について理解する.
・人の視覚および認知機能について説明できること.
・自動車の事故の発生に対して人の視覚および認知機能がどのように関連しているのか説明できること
・自動車運転中のドライバの視認運転行動を測定できる.
・ドライバの視認運転行動データをもとに事故の発生原因や対策方法について説明できる.

キーワード

・ドライバの視覚および認知, ・ドライバエラー, ・交通事故防止, ・高度運転支援システム

授業計画

第1日人の視覚認知特性の基礎を概観した上で,ドライバのどのような視覚認知行動/特性が交通事故に繋がっているのかを,ドライブレコデータ分析研究等の実例をもとに解説し,予防安全対策のあり方を考察する.   
第2日実際のドライバの運転場面を運転シミュレータ上に再現し,運転中のドライバの視覚データを実験的に取得する.その後,学生3-5名程度で1チームを編成し,チーム毎にデータの分析,考察を行う.最終的には,分析考察結果について,学生全体での総合的な討議を行う.また,テストコースにおける自動車の高度運転支援システムを体験した上で,支援システムの効果や課題について討議を行う.   

履修条件

成績評価方法

次の2つの観点により,100点満点で評価する.
(1)授業参加(質問,ディスカッション等)への積極性を評価する(20%)
(2)集中講義終了時に,自動車運転中のリスク問題に関するレポートを課す(80%)

総合で6割以上を合格とする.

学修時間の割り当て及び授業外における学修方法

復習は必ず行うこと.その中で人の視覚や認知の特性について改めて整理し直すとともに,自動車運転中に事故に遭遇しないためにはドライバとしてどのような運転の仕方に心掛けるべきかを整理する.

教材・参考文献・配付資料等

配布プリントに沿って進める.購入すべき教科書はない.ただし,次の参考書を読むと理解が深まる.

1. 三浦利章,行動と視覚的注意 風間書房,1996年

オフィスアワー等(連絡先含む)

e-mail(安部: agenya@jari.or.jp)で連絡のこと

内田 信行
安部 原也

その他(受講生にのぞむことや受講上の注意点等)

集中講義の2日目は日本自動車研究所において実習を行う予定ですので,弊所までの移動があることに留意してください.また,2日目の実習では各自でコンピュータを持参して頂くことが望ましい.コンピュータを持参できない場合には担当教官に相談してください.

他の授業科目との関連

ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA)

TA リスク・レジリエンス工学学位プログラム 博士後期課程1年 陳 章以靖