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最終更新日:2020/04/30  
筑波大学 教育課程編成支援システム

0AL5615 複合構造特論

2.0 単位, 1・2 年次, 春AB 月1,2
金久保 利之

授業概要

複合構造として鉄筋コンクリート構造に焦点をあて,その特徴を,構造様式や建設工法にしたがって概説する。その後,線材,面材等の力学的性質を,許容応力度設計法と限界状態設計法での利用に着目して解説する。

備考

01CM125と同一。

授業形態

講義

学位プログラム・コンピテンスとの関係

「(1)知の活用」「(2)マネジメント力」「(7)専門知識」に関連する。

授業の到達目標(学修成果)

鉄筋コンクリート構造の力学的性能を理解し、許容応力度計算、終局強度計算ができる。

キーワード

鉄筋コンクリート構造, 耐震設計, 許容応力度設計, 終局強度設計, 限界状態設計

授業計画

第1回0.鉄筋コンクリート構造の基礎知識
近年の地震被害、耐震補強に関する最近の動向
  
第2回1.鉄筋コンクリート構造の基礎知識
鉄筋コンクリート構造の歴史、鉄筋コンクリート構造の長所と短所、鉄筋コンクリート構造の構造様式、鉄筋コンクリート構造の建設工法
2.材料の特性
コンクリートの材料、コンクリート、鉄筋
  
第3回3.鉄筋コンクリート部材の挙動概説
ひび割れ性状、剛性、終局状態
4.中心圧縮を受ける鉄筋コンクリート部材
中心圧縮を受ける鉄筋コンクリート柱の挙動、横拘束が無視できる場合の耐力・応力-歪関係、横拘束がある場合の耐力・応力-歪関係
  
第4回5.曲げを受ける鉄筋コンクリート部材(その1)
曲げを受けた時の基本的性状、曲げひび割れ以前の性状、曲げ降伏以前の性状
  
第5回5.曲げを受ける鉄筋コンクリート部材(その2)
終局曲げ耐力時の性状
  
第6回6.曲げと軸力を受ける鉄筋コンクリート部材
曲げと軸力を受けた時の基本的性状、ひび割れ以前の性状、曲げ降伏以前の性状、終局曲げ耐力時の性状、断面解析
  
第7回7.せん断力を受ける梁と柱(その1)
鉄筋コンクリート部材のせん断強度理論、日本建築学会鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説(RC規準)
  
第8回7.せん断力を受ける梁と柱(その2)
日本建築学会終局強度型耐震設計指針、靱性保証型耐震設計指針、土木学会コンクリート標準示方書
8.壁、柱梁接合部
破壊性状、終局曲げ耐力、せん断強度
  
第9回9.鉄筋とコンクリートの付着
付着の機構、付着力に与える因子、付着強度の試験法、付着割裂強度評価式、付着力とすべり量との関係
  
第10回10.耐震設計の考え方・部材のモデル化
鉄筋コンクリート造の耐震設計の考え方、ルート1、ルート2、ルート3の計算方法、構造特性係数の考え方、部材の復元力特性モデル、平面部材モデル
  

履修条件

材料力学、構造力学に関する基礎知識を有すること。

成績評価方法

レポートを80%、小テストを20%とし、総計で60%以上を合格とする。

学修時間の割り当て及び授業外における学修方法

教材・参考文献・配付資料等

テキストを配付する。以下は参考書である。関連部分は配付する。

1. 日本建築学会,鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説
2. 日本建築学会,鉄筋コンクリート造建物の終局強度型耐震設計指針・同解説
3. 日本建築学会,鉄筋コンクリート造建物の靭性保証型耐震設計指針・同解説
4. 土木学会,コンクリート標準示方書

オフィスアワー等(連絡先含む)

メールでアポイントを取ってください。

1001779 http://www.kz.tsukuba.ac.jp/~kanakubo/

その他(受講生にのぞむことや受講上の注意点等)

講義中に小テストを行います。レポート課題は、十分な内容に達するまで、再提出を求めます。

他の授業科目との関連

ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA)