1.0 単位, 1 年次, 春A 水5,6
齊藤 裕一
授業概要
本講義は,本学の学士課程教育への導入を担う。大学における学問の方法論へ誘(いざな)い、自らが専攻する学問分野への理解や、関連する諸分野との関係性も理解できる能力を涵養する。
授業の到達目標(学修成果)
(1) 自分の知的好奇心や問題意識に密接に関連する学問分野と、その周辺で関連する学問分野の関連性を説明できる。またその関連性において適切な履修計画をたてることができる。
(2) 自らが選択した学問分野への、自らの選択方針とその選択にいたった過程を具体的に説明できる。
(以上は必須とする。以下は受講生に対しさらに期待する目標とする。)
(3) 大学入学までの勉強方法と対比して、大学で実践されている学問の方法論が説明でき、大学での学問の方法に則る学修をスタートすることができる。
(4) 大学において学修してゆく様々な知識は,先人たちのたゆまぬ思索や実践によって裏打ちされたものであることを、実例を挙げて説明できる。このゆえに、知識が関連する知識をつなぎ、これが連鎖する様子を自らの視点で多面的に検討できる。
授業計画
第1週 学問の成り立ち,問題解決の視座
大学入学までの学びと大学での学びの類似点や相違点を指摘し、「学問」のとらえ方の一端を紹介することにより、学問が、まずは自らの問いを発するところからはじまり、その問いに対する答えを求めようとする営みであることを示す。また、本学における教養教育の理念や意義を説明し、教育方針や教育モデルの全体像を示すことにより、大学における学びと学問の世界へ誘う。
第2週目以降
1週あたり2学群または3学群について、その学群・学類が主にカバーしている学問的問題意義を説明し,その問題解決アプローチを,各学群・学類の学問分野がどうカバーするのかを紹介する。特に本学が社会に対して大きく貢献した業績があればそれも紹介する。問題→解決→分野→学群/学類 という流れでの説明を心がけ、多くの問題が複数の学群・学類の専門分野にまたがることも伝える。必要に応じ、その週では扱わない他学群・学類との相互関係も紹介する。各回の講義を聴講することにより、本学で営まれている学問的研究の全貌が見渡せるとともに、その中で受講生が選択した学問分野を俯瞰でき、さらに様々な視点からその分野を複眼的にみることができるようになる。
(週ごとに、以下の学群の組で講義を行う。)
(a) 人文・文化学群, 生命環境学群
(b) 人間学群, 情報学群
(c) 理工学群, 医学群
(d) 社会・国際学群, 体育専門学群, 芸術専門学群
学修時間の割り当て及び授業外における学修方法
入学時に配布される本講義に関する資料を読み、その冊子に記載されている文献やURLを講義内容の進展に従って参照する予習や復習を心掛けてください。履修要覧や開設授業科目一覧などを、受講計画を練る際に参照しますが、この際には本講義の内容も大きく関連します。これらを結びつけて自らの学修に関連付けてください。
教材・参考文献・配付資料等
入学時に、本講義に関する資料を含む冊子を配布する。その冊子に記載されている文献やURLのリンク先にある情報が本講義に関連する参考文献となる。