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最終更新日:2020/12/10  

BC11711   憲法I

2.0 単位, 1・2 年次, 春AB木5,6
秋山 肇

授業概要

日本国憲法の人権に関する規定を総合的、かつ批判的に学びます。この授業の主たる言語は日本語です。なお、「憲法」は国家公務員、地方公務員試験(県庁、市役所)の必須科目です。Students will learn provisions on human rights in the Japanese constitutional law critically. Main language of instruction of this course is Japanese.

備考

社会学類を含め、全ての学類の学生の履修を歓迎します。This course welcomes students of both College of Social Sciences and other colleges.
BB22001と同一。

授業方法

講義

学位プログラム・コンピテンスとの関係

以下のコンピテンスが開発できるように設計されています。

汎用コンピテンス
2. 批判的・創造的思考力
4. 広い視野と国際性

専門コンピテンス
1. 社会科学の基礎
2. 社会科学の素養
3. 社会問題の発見
4. 社会的事象の理解・分析
5. 社会問題の解決
6. 社会科学的な表現・議論

授業の到達目標(学修成果)

1. 日本国憲法の人権に関する規定を理解し、社会におけるその役割を理解できるようになります。
2. 日本国憲法の人権に関する規定の意義と限界を説明できるようになります。

キーワード

憲法, 人権, 自由, 平和主義, 新型コロナウイルス, AI, 憲法改正論

授業計画

【重要】この授業の履修登録は4/22より可能です。
授業は講義、グループ討論、クラス討論により構成されます。

第1回 イントロダクション
第2回 憲法とは何か
第3回 日本国憲法の特徴
第4回 日本における憲法と人権
第5回 国民主権と人権
第6回 平和主義と人権
第7回 基本的人権の原理
第8回 基本的人権の限界
第9回 包括的基本権と法の下の平等
第10回 精神的自由権(一)-内心の自由
第11回 国立大学、憲法と人権
第12回 精神的自由権(二)-表現の自由
第13回 経済的自由権
第14回 人身の自由
第15回 国務請求権と参政権
第16回 社会権
第17回 新型コロナウイルス、憲法と人権
第18回 AI、憲法と人権
第19回 憲法改正論、憲法学と人権
第20回 まとめの討論

履修条件

学ぶ意欲があることです。

成績評価方法

授業への貢献(10%)、復習課題の提出(20%)、4000字以上の期末小論文(70%)により評価します。
詳細は初回授業に提示します。

学修時間の割り当て及び授業外における学修方法

講義(およそ60%)と討論(およそ40%)を組み合わせて授業を実施します。
筑波大学学群学則第30条は、「1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成する」としており、2単位を取得するためには90時間の学修が必要となります。1週間に約3時間の授業が実施されますので、授業外で週平均6時間の学習が必要です。
授業外学修としては、指定された課題の読書、復習課題の作成、日頃のニュースのフォロー、期末小論文の作成を行ってください。

教材・参考文献・配付資料等

教科書:芦部信喜(高橋和之補訂)(2019).『憲法』[第7版]岩波書店。
教科書は各自購入するようにしてください。その他の読書課題は授業中に指示します。

また、六法を傍らに置いて授業に参加してください。どのような六法でも構いませんが、以下は六法の一例です。
• 佐伯仁志・大村敦志(2019).『ポケット六法 令和2年版』有斐閣。

以下の憲法の判例集も参照されることをお勧めします。
• 長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編(2019).『憲法判例百選I』[第7版](別冊ジュリスト No. 245)有斐閣。
• 長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編(2019).『憲法判例百選II』[第7版](別冊ジュリスト No. 246)有斐閣。

参考書:
• 高橋和之(2017).『立憲主義と日本国憲法』[第4版]有斐閣。
• 渋谷秀樹(2017).『憲法』[第3版]有斐閣。
• 野中俊彦・高橋和之・中村睦男・高見勝利(2012).『憲法I』[第5版]有斐閣。
• 野中俊彦・高橋和之・中村睦男・高見勝利(2012).『憲法II』[第5版]有斐閣。
• 佐藤幸治(2011).『日本国憲法論』成文堂。
• 辻村みよ子(2018).『憲法』[第6版]日本評論社。
• 樋口陽一(2017).『六訂 憲法入門』勁草書房。
• 山元一(2019).『グローバル化時代の日本国憲法』放送大学教育振興会。
• 商事法務編(2016).『タクティクスアドバンス憲法・行政法2017』 商事法務。
• 高橋和之編(2011).『ケースブック憲法』有斐閣。
• Shigenori Matsui (2011). The Constitution of Japan: A Contextual Analysis. Oxford and Portland: Hart Publishing.

オフィスアワー等(連絡先含む)

令和2年度春学期AB:火曜日11:30-12:45
当該学期の授業履修者以外もお気軽にご活用ください。
新型コロナウイルス対策のため、zoomで行います。事前連絡不要ですので、時間になりましたらzoomで以下の情報を入力してご訪問ください。
なお、お名前と学籍番号を表示してオフィスアワーにご参加下さい。
Meeting ID: 935 7962 7022
Password: 6qNjgV

メールにより、その他の時間のアポイントをとることも可能です。zoomにうまく接続できない場合もメールでご連絡ください。
akiyama.hajime.gp@u.tsukuba.ac.jp

その他(受講生にのぞむことや受講上の注意点等)

新型コロナウイルス対策のため、全てオンラインで授業を実施します。授業、オフィスアワーはzoomを、資料の共有、課題提出はmanabaを使用します。
zoomでの授業参加には以下の4点が必要です。
1. コンピュータ、スマートフォン、もしくはタブレット
2. カメラ(コンピュータ等に内蔵のものを含む)
3. マイク(コンピュータ等に内蔵のものを含む)
4. インターネット環境
インターネット環境は75分あたり、500MB程度が必要だと思われます。新型コロナウイルス対策という止むを得ない事態の中で、できるだけ有意義な授業を展開するため、ご理解ください。

zoomへの接続についてはmanabaに初回授業数日前までに掲載します。本科目履修希望者は、履修登録期間中にmanabaの自己登録制度を利用してください。
登録キーは「4026100」です。
事前にご確認の上、初回授業の時間には接続できるようにしてください。ご不明な点はお気軽に担当教員にご連絡ください。

また、manabaへのアクセスが集中し、アクセスが困難になることも考えられますので、受講生のメールマガジンで情報提供を行う可能性があります。
受講希望者は大学のアドレスから以下のアドレスに、名前、学籍番号、学類、学年を記入して、できれば初回授業前日までにメールをご送信ください(受講を取り消す場合はご連絡いただければメールマガジンから削除します。)。
以下のアドレスはメールマガジンに登録する目的のみに使用しますので、その他のお問い合わせは上記の連絡先にご連絡ください。
2020.constitutional.law.i.u.tsukuba@gmail.com

なお、授業の模様はmanabaにアップする予定ですので、接続不良等で授業に参加できなかった際にはご活用ください。
連絡はmanabaもしくは大学のメールアドレスを通して行いますので、それぞれ頻繁にご確認ください。

社会学類の学生はもちろんですが、憲法や人権に関心を持つあらゆる学類の学生の履修をお待ちしています。
新型コロナウイルスの感染が拡大しオンラインでの授業を強いられていますが、この授業を通して、大学で学ぶこと、憲法を学ぶことの意義を共に考えてみたいと思います。
教員を使うのは学生の正当な権利ですので、気付いたことや質問は積極的にお知らせください。教員もお一人おひとりの力になれるよう努力します。憲法や人権を学ぶことで、新たな視野が開けることを願っています。なお、授業は「なまもの」ですので、みなさんと教員の対話で授業内容を変更することがあります。その際には事前にご相談します。

統治機構について扱う「憲法II」とともに履修することで、日本国憲法の全容を学ぶことができます。ただ、「憲法I」のみで完結する構成になっています。

他の授業科目との関連

ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA)