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最終更新日:2020/08/06  
筑波大学 教育課程編成支援システム

BC12521 水環境論

2.0 単位, 2 - 4 年次, 春AB 水1,2
白川 直樹

授業概要

河川を中心とした水環境について、自然の特性、人間の働きかけ、そして両者の関係という三つの面から学ぶ。

備考

FG46801と同一。

授業形態

講義

学位プログラム・コンピテンスとの関係

(国際総合学類) 1. 汎用コンピテンス:批判的・創造的思考力、広い視野と国際性。
(国際総合学類) 2. 専門コンピテンス:国際学(国際開発)の理解。

(工学システム学類)「2.1 科学技術と社会・全世界・地球全体との関連を理解する能力」に対応している。

授業の到達目標(学修成果)

1.河川の自然特性を理解し,正しい用語を用いてその構成要素を説明できる。
2.人間の河川に対する働きかけを理解し、現在使用されている標準的な手法や値の長所と欠点を説明できる。
3.水環境の多様性が人間社会の多様性を導いていることを説明できる。
4.水環境と人間のあるべき姿について相当の根拠を持って論じられる。

キーワード

河川, 水環境, 水資源, 治水, 洪水, 堤防, ダム, 遊水地, 水利, 水開発, 水質, 河川生態系, 多自然川づくり, 環境流量, 市民活動, 環境経済

授業計画

第1回水環境と文明   
第2回人間の水利用   
第3回水と流れの制御   
第4回洪水   
第5回河川生態系   
第6回環境破壊の諸相   
第7回水環境の保全と再生   
第8回ディスカッション   
第9回グループ発表   
第10回環境の価値   

履修条件

なし

成績評価方法

中間レポート(50%)および期末試験(50%)から評価する。
2020年度は,毎回の小テスト(35%),中間レポート(35%),議論と発表及び期末レポート(30%)から評価する。

学修時間の割り当て及び授業外における学修方法

次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと

教材・参考文献・配付資料等

教科書は指定せず、必要な教材は授業中に配布する。
本講義の内容をさらに詳しく学習したい者は以下の本を参考にするとよい。これら以外の参考書籍を授業中に紹介する。

1. 高橋裕,『新版河川工学』 東京大学出版会,2008
洪水,水利用,河川構造物など主として授業の前半部分で扱う範囲が網羅的にまとめられている.
2. 玉井信行(編),『河川計画論』 東京大学出版会,2004
河川生態系,多自然川づくり,環境流量など主として授業の後半部分で扱う範囲が網羅的にまとめられている.
3. 杉田倫明・田中正(編著),『水文科学』共立出版,2009
4. 玉井信行・奥田重俊・中村俊六(編),『河川生態環境評価法』東京大学出版会,2000
5. 沖野外輝夫,『河川の生態学』共立出版,2002
6. 大串龍一,『水生昆虫の世界』東海大学出版会,2004
7. 池田宏,『地形を見る目』古今書院,2001
8. 吉川勝秀(編著),『河川堤防学』技報堂出版,2008
9. 小倉紀雄・山本晃一(編),『自然的攪乱・人為的インパクトと河川生態系』技報堂,2005
10. 吉川勝秀・伊東一正,『都市と河川―世界の「川からの都市再生」―』2008

オフィスアワー等(連絡先含む)

随時可

1002357 http://surface.kz.tsukuba.ac.jp/~ns/

その他(受講生にのぞむことや受講上の注意点等)

授業の狙い:
水環境は自然と人間社会の接点にあり,両者が互いに深い影響を及ぼしあう場となっている.
本講義では,科学技術を用いた人間のはたらきかけが水環境をどのように変容させ,逆に人間社会がどのように水環境に制約を受けているかを学ぶ.
これにより科学技術と社会・全世界・地球全体との関連を理解する能力を養い,望ましいあり方を議論できるようになる.

他の授業科目との関連

ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA)