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最終更新日:2020/09/08  
筑波大学 教育課程編成支援システム

BC16061 地域紛争論

2.0 単位, 2 - 4 年次, 秋AB 水5,6
中村 健史

授業概要

東西冷戦が終結したことで世界大戦の危険性は減少したが、地域内・国家内で発生する小規模な紛争は増加した。本講義では、冷戦後に増加した地域紛争に焦点を当て、紛争の発生要因、過程、終結方法といった基礎知識から、国際社会による紛争解決のための取り組みの歴史も扱う。

備考

オンライン(同時双方向型)

授業形態

講義

学位プログラム・コンピテンスとの関係

1. 汎用コンピテンス:コミュニケーション能力、批判的・創造的思考力、広い視野と国際性、協働性・主体性・自律性。
2. 専門コンピテンス:国際学(国際関係)の理解、国際学(国際関係)についての分析能力、国際学(国際関係)についての論理的表現能力。

授業の到達目標(学修成果)

1. 地域紛争の一般的な発生要因、過程、終結方法について説明することができる。
2. 地域紛争解決のための国際社会の取り組みの効果と限界を説明することができる。
3. 個別の事例において紛争の要因、対立の構図、過程、終結要因を体系的に説明できる。
4. 他者との意見交換を円滑に行い、グループとして一貫した意見を形成することができる。

キーワード

地域紛争, 国際関係, 国内紛争, 紛争解決

授業計画

本講義はMicrosoft Teamsを用いてオンライン(同時双方向型)で行う。
同時に、講義を録画したものをオンデマンド型で閲覧できるようにする。

第1回イントロダクション-地域紛争とは-
平和・暴力・紛争
  
第2回事例研究:ボスニア・ヘルツェゴビナ(紛争終結まで)
紛争の必要条件・十分条件
  
第3回紛争の発生サイクル
紛争の予防と終結
  
第4回平和維持
事例研究:ボスニア・ヘルツェゴビナ(紛争後)
  
第5回平和構築1:紛争後の国家建設
平和構築2:DDR とSSR
  
第6回平和構築3:戦争犯罪法廷
平和構築4:開発援助
  
第7回平和構築5:人道援助
日本の取り組み
  
第8回グループ発表1   
第9回グループ発表2   
第10回ディスカッション:紛争解決に必要なものとは
総括
  

上記の講義に加え、グループワークによる事例分析も行う。

履修条件

前提科目は特にない。
グループワークやディスカッションに積極的に参加する意欲をもつ学生を歓迎する。

成績評価方法

グループ発表50%、小テスト25%、期末試験25%で評価する。
期末試験の受験資格は授業実施回数の2/3以上の出席があり、尚且つグループ発表に貢献した者のみとする。
講義後の小テストをもって出席確認とする。
グループ発表は、「何も知らない人」に対してどれだけわかりやすい発表ができるかを評価基準とする。
期末試験は論述問題を出題する。

学修時間の割り当て及び授業外における学修方法

最低週1回はグループワークを実施すること。
講義資料は講義終了後にMicrosoft Teamsにアップロードする。

教材・参考文献・配付資料等

参考書(購入の必要はないが、授業内容をより深く理解する上で有益なもの)

1. 小笠原高雪、栗栖薫子、広瀬佳一、宮坂直史、森川幸一編,『国際関係・安全保障用語辞典(第
2 版)』ミネルヴァ書房、2017 年。
2. 上杉勇司、長谷川晋,『紛争解決学入門:理論と実践をつなぐ分析視覚と思考法』大学教育出
版、2016 年。
3. Oliver Ramsbotham, Tom Woodhouse, Hugh Miall,,Contemporary Conflict Resolution Fourth
Edition, Polity, 2015.
4. 篠田英朗,『平和構築入門:その思想と方法を問い直す』ちくま新書、2013 年。
5. 月村太郎,『民族紛争』岩波新書、2013 年。
6. 広瀬佳一編,『現代ヨーロッパの安全保障』ミネルヴァ書房、2019年。

オフィスアワー等(連絡先含む)

100002007

その他(受講生にのぞむことや受講上の注意点等)

授業形式:同時双方向型とオンデマンド型の複合

他の授業科目との関連

ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA)