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最終更新日:2020/08/26  
筑波大学 教育課程編成支援システム

BC51051 国際法概論

2.0 単位, 1・2 年次, 秋AB 水3,4
吉田 脩

授業概要

国際共同社会における`パワー・ポリティクス'という現実の中で,国際法(又は諸国民間の法)はいかにしてその規範的な妥当性及び体系性を維持しようと努めてきたのか。国際政治力学の文脈において,国際協力諸法規の規範的な内容はどのように実現ないし遵守され得るのか。そこで政府間国際機構及びNGOに対して求められている役割とは何か。国際法史,国際法学説の役割と方法論及びその他の基本的・原理的な諸問題を取り上げ解説する。

備考

原則として国際の学生のみ履修可。「国際学概論II」の既修者または「国際学I」を履修中で国際関係法を修めようとする学生に限る。履修希望者が多い場合には、履修者の制限を行うことがある。
対面

授業形態

講義

学位プログラム・コンピテンスとの関係

国際法学上の原理・原則及び規則を分かりやすく解説し、その全体像を提示することを主たる目的とする。出席者は、「国際学概論II」の既修者であることが望ましい。
一応の内容は下記の「授業計画」のとおりであるが、国際経済法その他の分野における国際法も幅広く積極的に取り上げる。内容に変更がある場合には、第1回目の授業において説明する。

1.汎用コンピテンス:コミュニケーション能力、批判的・創造的思考力、広い視野と国際性。
2.専門コンピテンス:国際学(国際関係)の理解、国際学(国際関係)についての分析能力、国際学(国際関係)についての論理的表現能力。

授業の到達目標(学修成果)

・法学ないし国際法の規範的アプローチの意義を十分に理解し、国際法学の全体像を把握すること。
・国際問題につき、関連する諸条約や国際慣習法に基づいて、一定の討論ができるようになること。

キーワード

授業計画

1 国際法の歴史と思想・学説史
2 日本における国際法受容―史的考察―
3 国際法の法源I
4 国際法の法源II
5 国際法と国内法の関係―諸学説の再検討―
6 国家の成立と変動
7 国家の基本的権利義務と管轄権
8 国家領域、国際化地域と空域の利用
9 条約法―国際秩序の維持―
10 外交・領事関係法
11 国際法における個人と国際人権保障I―歴史と理論―
12 「国家結合(Staatenverbindungen)」論(国際機構法)
13 国際連合法と安全保障の意義
14 国家責任法I―国際法の法的性質―
15 国家責任法II/国際紛争の平和的解決
16 武力紛争法・国際人道法I
17 武力紛争法・国際人道法II
18 まとめ

履修条件

「国際学概論II」の既修者であることが望ましい。

成績評価方法

期末試験、レポートその他に基づき評価する。

学修時間の割り当て及び授業外における学修方法

教材・参考文献・配付資料等

杉原高嶺『国際法学講義』(有斐閣、2008年)
条約集:『国際条約集 2010』(有斐閣、2010年)又は『ベーシック条約集』(東信堂、2010年)

オフィスアワー等(連絡先含む)

電子メールにて問い合わせること。

その他(受講生にのぞむことや受講上の注意点等)

他の授業科目との関連

ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA)