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最終更新日:2020/10/01  
筑波大学 教育課程編成支援システム

BC51101 文化・開発論

2.0 単位, 1 - 3 年次, 秋A 木5,6; 秋B 木5,6
前川 啓治

授業概要

グローバリゼーションとは何かということを、政治経済の原理と文化変容の原理の接合として明らかにしてゆく。ヒト、モノ、カネの社会的三要素の関係性から近代世界システムの展開の内実を明らかにし、その延長上にあるグローバリゼーションという現象をグローバリズムという観点から見てゆく。さらに、グローカリゼーションという現象を取り上げ、それをグローバルな文化要素とローカルな文化要素との接合によって構築された第三の文化として着目する。具体的に、洋食文化やマクドナルドなどの事例を用いて明らかにする。最後に、政策的な側面として、グローバルに向き合うローカルな社会の戦略を、地域づくりの運動のなかに見出す。

備考

▼社会・国際学群 コア・カリキュラム
BB11451と同一。
対面
平成18年度までの「国際コミュニケーション論 II」に相当

授業形態

講義

学位プログラム・コンピテンスとの関係

「文化」とは何かについて捉えながら、文化人類学の独自性を学ぶ。西洋文化と伝統文化の出逢いから、西洋文化と伝統文化の「接合」について具体的事例を基に学ぶ。
グローバリゼーションとは何かということを、政治経済の原理と文化変容の原理の接合として明らかにしてゆく。ヒト、モノ、カネの社会的三要素の関係性から近代世界システムの展開の内実を明らかにし、その延長上にあるグローバリゼーションという現象をグローバリズムという観点から見てゆく。さらに、グローカリゼーションという現象を取り上げ、それをグローバルな文化要素とローカルな文化要素との接合によって構築された第三の文化として着目する。具体的に、洋食文化やマクドナルドなどの事例を用いて明らかにする。最後に、政策的な側面として、グローバルに向き合うローカルな社会の戦略を、地域づくりの運動のなかに見出す。

1.汎用コンピテンス:批判的・創造的思考力、広い視野と国際性。
2.専門コンピテンス:国際学(国際関係)の理解、国際学(国際関係)についての分析能力、国際学(国際開発)の理解、国際学(国際開発)についての分析能力。

授業の到達目標(学修成果)

1. 「グローバリゼーション」、「グローカリゼーション」の原理を学ぶ。
2. 文化変容の原理は、フィールドワークで調査する村落共同体へのミクロなアプローチでも、国家社会についてのマクロのアプローチでも共通することを見い出す。
3. 文化の境界=「インターフェース」における「文化接合」、「翻訳」=「読み換え」、「書き換え」という概念によって、文化とは動態的であることを意識するようになる。

キーワード

授業計画

1.人類学の「文化」の概念を学ぶ。
2.文化理解におけるフィールドワークの重要性を理解する。
3.グローバルとローカルの関わりについて、具体的な事象から理解する。

第1回グローバリズムによるグローバリゼーション   
第2回グローバリゼーションの起源―政治経済の論理   
第3回文化と文化のインターフェース―文化変容の原理   
第4回文化の読み換え―政治経済における文化の変容   
第5回グローバリゼーション―人、モノ、カネと情報の流れ   
第6回グローバリゼーションとグローカリゼーション   
第7回グロースバリゼーションとグローカリゼーション   
第8回文化的インターフェースの重層性―インターフェースから捉えるマクドナルド   
第9回グローバリゼーションに向き合う   
第10回グローバルな認識とローカルからの実践   

履修条件

成績評価方法

期末試験によるが、授業中の課題の評価を加点する。

学修時間の割り当て及び授業外における学修方法

教材・参考文献・配付資料等

1. 前川啓治ほか,『21世紀の文化人類学ー世界の新しい捉え方』

オフィスアワー等(連絡先含む)

その他(受講生にのぞむことや受講上の注意点等)

他の授業科目との関連

ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA)