3.0 単位, 3 年次, 通年水3 市川 淳士
合成反応を中心として有機化学の基礎から応用まで一貫した内容を解説する。特に,炭素-炭素結合生成反応,官能基変換反応および有機金属やヘテロ元素反応剤等を用いる有機合成上重要な反応と,分子設計について解説する。
その他の実施形態オンライン授業(オンデマンド)成績評価は期末試験(対面)による
講義
有機化学分野の知識と理解力、応用力
有機化学の全体像を把握し、その基本的な考え方を修得する。これにより、有機化合物の性質と反応を分子レベルで理解するとともに、それらを制御する楽しさに触れる。
反応機構(Reaction Mechanism) 電子効果と立体効果(Electronic and Steric Effect), 酸と塩基(Acid and Base) 酸化と還元(Oxidation and Reduction)
有機化合物の性質および反応は多種多様であり、初学者にとっては一見とても手に負えないように思える。しかし、その大部分はいくつかの原理に基づいて整理され、統一的に理解できる。有機化学IIIでは、この点を強く意識して授業計画の各項目を解説する。教科書「ジョーンズ有機化学上、下」(東京化学同人)
オンライン授業(オンデマンド)とする。
定期試験(対面)で判断する。
毎回、あらかじめ授業内容のあらましを教科書(約10頁)で確認しておく(予習)。授業後には課題を考え、授業内容に関連する練習問題を解いて理解を深める(復習)。
次の本を参考にすること。
水曜日 16:00~19:00
連絡先: 居室 自然系学系棟B510E-mail junji@chem.tsukuba.ac.jp
基本的な考え方を修得して、有機化学を体系的に理解してほしい。
なし